2007年10月13日土曜日

死の商人「毒餅垢吹く(赤福)」

 三重県で有名な老舗「赤福」が製造年月日を改竄していた「赤福餅」を販売していたことが判明。「赤福」、おまえもか!まさに死の商人「毒餅垢吹く(赤福)」だ。絶対に許すことはできない。

 毎日新聞によると、「観光・伊勢の代表的な土産物「赤福餅」の製造日不正表示などが発覚した12日、まちは衝撃に揺れた。式年遷宮に向かって準備が進みつつある上、13日からは伊勢おおまつりが開幕するだけに、観光関係者のショックは隠しきれない。「観光は大丈夫か」と心配が広がる中、一日も早い信頼回復と生産体制の立て直しが求められている。【橋本明、大原隆、林一茂、加藤新市】

 ◇認識不足だった
 ■社長、沈痛な表情
 「赤福問題」は、関係者からの指摘で発覚した。赤福本社は9月25日と今月11日、毎日新聞の取材に対し、同社幹部は「日付の改ざんは絶対にない」と事実関係を全面的に否定し、胸を張った。しかし、12日昼前の農林水産省の会見を受けて一転。この日、午後3時から開かれた記者会見で、森田利博・工場長(49)、前島隆・工場長補佐(60)と共に出席した浜田典保社長(45)は「冷凍および解凍を経た時点をもって製造が完了すると考えていたが、認識不足だった」と頭を下げた。浜田社長は終始、沈痛な表情だった。

 ◇お詫び、撤去
 ■店は臨時休業
 赤福は本店(伊勢市宇治中之切町)はじめ、鳥羽支店(鳥羽市鳥羽1)などはこの日午前11時から臨時休業。従業員が雨戸を閉め、雨戸に「お詫(わ)び」の紙を張り出した。
 鳥羽支店はひっそりとし、近所の人によると昼ごろ、同店を訪れた岐阜からの観光客は「赤福餅が食べられると思ってやって来たのに」と残念がっていたという。
 赤福餅を委託販売している鳥羽市内の大型ホテルは朝、販売の自粛を決め、現物を撤去した。ホテル役員は「私の判断で撤去を決めた。大変な事態になった」と顔を曇らせた。

 ◇ファンなのに
 ■観光客は失望
 伊勢おおまつりを前に、近鉄宇治山田駅を訪れた大津市の主婦(45)は「全国的に知られる餅菓子の老舗が、随分古くから生産日を偽っていたなんて。毎月初めに売られる特別の朔日(ついたち)餅も時折、買いに来ているファンだけに、残念」。
 奈良経由で来たという静岡市のお年寄りの女性3人組は、本店前のおかげ横丁で「朝つきの餅だと信じ切っていただけに腹立たしい思い」と話し「各地に相当量を送り出しているのだから、考えてみればすべてが当日製ということ自体に無理がある」などと話した。
 伊勢市観光協会名誉会長の森下隆生伊勢市長は「農林水産省の指示に従って、適切に対応するよう望む」と、コメントを出した。

 ◇「信頼回復を」
 ■知事は「遺憾」
 野呂昭彦知事は「大変驚いた。遺憾なことだ。消費者の信頼を大きく損ねる行為だ」と赤福を批判。「今後、コンプライアンス(法令順守)を徹底して、消費者の信頼回復に努めることを期待したい」と話した。〔三重版〕」という。


 「白い恋人」といい、「赤福」といい、白とか赤とか、おめでたい色をつけながら、結局は、腹黒い会社だった。こんな会社潰れてしまえ!消費者をバカにするにもほどがある。バカな消費者には、腐った食べ物を食べさせてもわからないということなのだろう。本当に許し難い。

【悩み】

○ 人間関係で悩んでいる人は、他人との折り合いの悪さで悩んでいるのではない。自分との折り合いの悪さで悩んでいるのです。(マーフィー(米))

○ 悩み事は次の3段階の解決策によって克服することだ。   
 1、まず最悪の事態を考えてみる。             
 2、どうしても避けられないと分かったら、あっさり覚悟を決める。                          
 3、次いで、気を落ち着けて、事態の改善に取り掛かる。                     
                    (デール・カーネギー)                             

○ 今から一年もたてば、私の現在の悩みなど、およそ下らないものに見えることだろう。(サミュエル・ジョンソン~イギリスの詩人、批評家)