2007年8月28日火曜日

映画「赤い靴」

 DVDで、映画「赤い靴」(コスミック)を見た。マイケル・パウエル監督・脚本の作品で、主演は、モイラ・シアラーとマリウス・ゴーリング。古い作品のせいかかなり色が褪せているような気がする。

 ただし、赤い靴の赤色だけは、鮮やかに見える。踊り子が蒸気機関車に飛び込むというラストシーンは、かなり唐突すぎて、トルストイ原作の映画「アンナ・カレーリナ」のパクリに思えてならない。

 それにしても、ヒロインのバレーの踊りは、感動ものである。 

映画「生きる」

 DVDで、映画「生きる」(世界名作シネマ全集3)を見た。
 志村喬主演、黒澤明監督の最高傑作。私の好きな日本映画№1である。

 日本の公務員は、この映画を見て、「国民のためにまじめに働け」と言いたい。
 ミイラと呼ばれた市民課長である主人公の志村喬が「命短し、恋せよ乙女」と歌う「ゴンドラの歌」は、本当に胸に染み入る情感あふれる歌だ。

 自分が胃ガンと知って、主人公が地域住民のために役所の縄張りと戦い、公園を造っていく姿は、涙ぐましい。果たして自分は、短くて貴重な人生を無駄なくしっかり生きてきただろうかと思うと、とても恥ずかしくて仕方がない。

走る居酒屋

 以前知人から聞いた話であるが、「走る居酒屋」というのがあるらしい。

 それは、実は長距離タクシー。会社から自宅までメーターで1万5000円以上かかる客には、ビールとつまみが出るとのことだ。

 携帯で、個人タクシーに連絡すると、シーマなどの高級車で迎えに来る。ドアの開け閉めまでしてくれ、会社ではヒラリーマンでも重役扱いしてくれる。

 酔っぱらっているうちに家まで届けてくれ、お土産までもらえるらしい。酒を飲んでる横に可愛い女性がついてくれれば、申し分ないのであるが、そこまでのサービスはない。

 とはいうもののなかなか快適である。一度は乗ってみたい「走る居酒屋」

映画「アフリカの女王」

 DVDで、映画「アフリカの女王」(コスミック)を見た。ハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーン主演の映画だ。しかし、ボガートの帽子姿は、絵にならない。痴呆症の子供と間違えてしまった。

 また、キャサリン・ヘプバーンの魅力の無さに開いた口が塞がらなかった。最後にドイツの軍艦を沈めてしまうのは面白かったが、ただそれだけの映画。感動も無く、涙も出なかった。

 しがない中高年カップルの愛と勇気の冒険物語というべき作品。

警察官による殺人事件

 
 立川警察署の巡査長が飲食店で知り合った女性にストーカー行為を繰り返し、殺害。本人も自殺。

 こんなことは、前代未聞。法の番人である警察官が平気で人を殺す時代になったのです。まさに、急性アノミーですね。許し難いことです。世の中、おかしいですよ。本当に