2007年8月28日火曜日

映画「生きる」

 DVDで、映画「生きる」(世界名作シネマ全集3)を見た。
 志村喬主演、黒澤明監督の最高傑作。私の好きな日本映画№1である。

 日本の公務員は、この映画を見て、「国民のためにまじめに働け」と言いたい。
 ミイラと呼ばれた市民課長である主人公の志村喬が「命短し、恋せよ乙女」と歌う「ゴンドラの歌」は、本当に胸に染み入る情感あふれる歌だ。

 自分が胃ガンと知って、主人公が地域住民のために役所の縄張りと戦い、公園を造っていく姿は、涙ぐましい。果たして自分は、短くて貴重な人生を無駄なくしっかり生きてきただろうかと思うと、とても恥ずかしくて仕方がない。

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