2007年8月27日月曜日

映画「ティファニーで朝食を」

 DVDで、映画「ティファニーで朝食を」(世界名作シネマ全集2)を見た。オードリー・ヘプバーン主演の作品。

 ファッションも見事であるが、主題歌の「ムーン・リバー」は、あまりにも有名。この題名は、「ティファニーでは、朝食をとれないが、顧客の立場に立ったサービス精神旺盛なティファニーのようなところで食事を摂りたい」という意味だと思う。

 この映画は、ティファニーで、お菓子のおまけである指輪にイニシャルを入れてもらう。まさにティファニーのCM映画である。

 この映画のおかげでティファニーは、どれほど儲かっていることか。その店には、今でもヘプバーン専用の椅子が置いてあるそうである。

映画「ローマの休日」

 DVDで、映画「ローマの休日」(世界名作シネマ全集2)を見た。グレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン主演の名作中の名作。

 一般の日本人が一番好きな映画とされているが、キネマ旬報の映画評論家の評価では、昭和29年外国映画の部では、第6位。

 ヘプバーンのショートカットが一世を風靡した。これほど日本の男女に愛された外国女優は類を見ない。最後の記者会見で王女の醜態を暴露しなかった新聞記者の良識が素晴らしい。

 この映画は、ヘプバーンでなくてはならない、彼女の魅力が爆発した作品である。

映画「嵐が丘」

 DVDで、映画「嵐が丘」(コスミック)を見た。 エミリー・ブロンテの不朽の名作を見事に映像化。原作を読んだが、映画の方があらすじがよくわかった。

 監督は、ウィリアム・ワイラー。主演は、ローレンス・オリヴィエとマール・オベロン。歪んだ愛の形がなかなかイケている。本当に愛しているのだったら、初めから一緒になればいいのにと思うが、思い通りに行かないのが人生。

 ただあれだけの大作を104分に凝縮するには、かなり無理がある。それにしても、ローレンス・オリヴィエにも若い時代があったのですね。 

映画「すばらしき哉、人生!」

 DVDで、映画「素晴らしき哉、人生!」を見た。 ジェームズ・スチュワート主演の感動作だった。真面目で誠実な人間にとっての最後の財産は、やはり友達だったのですね。  人とのつながりは大切にしたいものです。自己犠牲の精神ってマゾヒスティックで良いかもしれない。たとえ、絶望に陥っても、あなたのいる人生って素晴らしいって教えてくれる映画だ。  堕落している自分が情けなくなりますよ、本当に。