2008年1月29日火曜日

【人間】21


○ 人間というものは、不幸のどんぞこにいる時でも、たいそう見えをはることがあるものです。(アンデルセン~絵のない絵本)                             

○ 悲しみにしろ喜びにしろ、それに心をおどらせたことのない人は、けっしてまともな人間とはいえないだろう。(ラーゲルレーヴ~ボルトガリヤの皇帝さん)                             
○ あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失いますし、気やすい人間はばかにされますし、むやみに熱意を見せる人間はいい食いものにされます。(バルザック~谷間のゆり㊤)                                    
○ 人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく運のせいだと思いたがるものなのだ。(プルタルコス~饒舌について 他五篇)                             

○ 人間というものは、幼いときから労せずしてえた栄誉をもっていると、成長するにつれてかならずそれを自慢したくなるものである。(J・S・ミル~女性の解放)          

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