2008年2月11日月曜日

映画「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」


 有楽町の丸の内ピカデリー1で、映画「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を見た。

 ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督の最新作である。

 どちらかというと、ホラー映画と言うよりは、スプラッター映画であるが、実に面白い。

 血が飛び散るシーンは、思わず目を背けたくなる。とても残酷である。

 しかし、それ以上に作品としての完成度の高さと質の高いシナリオである。

 あまり詳しく語るとネタバレしてしまうので、敢えてストーリーは語らない。

 語らないことがこの映画を堪能してもらう唯一の方法である。

 何も予備知識もない状態でこの映画を鑑賞してほしい。

 一言だけ言うとしたら、この作品のテーマは、「復讐は復讐を呼ぶ」かな。

 底の浅い日本映画より「スウィニー・トッド」は、最高傑作の一つと言えるだろう。

 でも、だからといって彼に共感は決してしない。

 社会に去勢され、怒りを忘れた人に是非オススメ。

 上映後に「ミートパイ」を食べることが出来たら、あなたは尋常じゃない!

 <キャスト>ジョニー・デップ:スウィーニー・トッド ヘレナ・ボナム=カーター:ミセス・ラヴェット アラン・リックマン:ターピン判事 ティモシー・スポール :バムフォード サシャ・バロン・コーエン:ピレリ エドワード・サンダース:トビー ジェイミー・キャンベル・バウアー:アンソニー・ホープ ローラ・ミシェル・ケリー:ルーシー ジェイン・ワイズナー:ジョアナ  

 <スタッフ>監督:ティム・バートン 原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー 脚本:ジョン・ローガン 製作総指揮:パトリック・マコーミック 製作:リチャード・D・ザナック、ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、ジョン・ローガン 音楽:スティーヴン・ソンドハイム 撮影:ダリウス・ウォルスキー 編集:クリス・レベンソン 美術:ダンテ・フェレッティ 装飾:フランチェスカ・ロ・スキャーヴォ 衣装:コリーン・アトウッド 特殊メイク監修:ニール・スキャンラン 特殊メイク:クレア・グリーン、他 特殊造形:ダンカン・ジャーマン、サイモン・ローズ、他 特殊効果:ジョディ・エルザム、ヴィクトリア・ウィリアムズ、ベン・ブロードブリッジ、他 視覚効果監修:チャス・ジャレット、グレアム・クリスティ 視覚効果プロデューサー:ニッキー・ペニー、オリヴァー・マネー 視覚効果:ムービング・ピクチャー・カンパニー

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