2008年3月1日土曜日
映画「潜水服は蝶の夢を見る」
今日、午後1時30分から有楽町シネ・カノンで、映画「潜水服は蝶の夢を見る」を見た。
世界の映画賞を総なめしたフランス映画である。
公開してからかなり日が経っているのに、劇場は、超満員。
私は背中を斜めに傾けながら、前から2列目で見た。
「私はもう自分を憐れむのをやめた」というセリフが私の心をエグリ出す。
主人公は有名なファッション雑誌「エル」の編集長。
突然、脳溢血で、全身麻痺に見舞われ、左目しか動かすことが出来なくなった。
そんな不幸な目に会いながらも、彼は左目の瞬きだけで、意志表示を行い、献身的な通訳者の協力を得ながら、本を上梓する。
彼は本を出版してから、10日後に死んでしまう。
いきなり奈落の底に落とされながらも、健気に生き抜く、主人公の執念に脱帽!
今年、最高傑作のヒューマンドラマのひとつ。五体満足でワガママな人にぜひともオススメ
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