2007年8月31日金曜日

総合防災訓練

 明日9月1日は「防災の日」。防災の日とは、大正12年(1923年)の9月1日に発生した関東大震災(死者約6万人、行方不明約3万7,000人、負傷者3万1,000人)の教訓を忘れないという趣旨で制定された記念日である。また、この日は、年にもよるが、概ね立春から数えて「二百十日」となる台風の多い時期に当たり、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、"災害への備えを怠らないように"との戒めを込めて昭和35年(1960年)に制定されたという。制定の前年(1959年)9月26日から27日にかけては、伊勢湾台風が猛威をふるい、5,000人あまりの犠牲者が出た。

 この日は全国各地で防災訓練が行われる。防災訓練は、発災時に落ち着いて的確な行動がとれるように習熟しておくとともに、事前準備のあり方を点検・検討する重要な機会でもあるとのことだ。このため政府は、8月30日から9月5日までの「防災週間」の期間中、9月1日(土)の「防災の日」に、東海地震及び首都直下地震を想定して、総合防災訓練を実施し、また、全国各地においては、防災に関する各種訓練が行われることになっている。

0 件のコメント: