2007年9月19日水曜日

出会い系の裏話

 出会い系の会社でバイトしていたある女性の話。彼女は出会い系で、サクラをやっていたという。携帯やPCの写真は、そのほとんどが本人の写真ではなく、会社で購入した写真だそうだ。だから、出会い系で知り合った人のほとんどがその写真の人物に会えないという。

 サクラ役の人は、いろいろと気を持たせるが、架空の人物なので、出会いを求めてきた人とは、決して会わないという。なぜなら、写真の人物と違うことがばれてしまうからだ。中には、本当に自分の写真を掲載してくれという人もいるらしい。そういった人の写真は、載せるのであるが、まわりの写真に比べ、見劣りするので、多くの写真の中に埋もれてしまう。

 男の人で多いのは、自分の顔写真でなく、アソコの写真を送ってくる人もいるという。そんな時は、登録係りの女性は、パソコンの画面を瞬時に隠して、削除するという。時々、送り主から、「俺の写真が載っていない」という苦情があり、そんな時は、「こちらの端末からは確認できますが、OSの不具合か何かで、お客様の側からは、見られないのでしょう」とうまく誤魔化すそうである。

 そもそもほとんどの場合、写真の主に出会えない出会い系。そんな詐欺まがいの商法に出会いを求めてアクセスしてくる人の中には、100万円もつぎ込む女性もいるという。永遠に出会えない二人。出会い系を利用する客の中には、まじめな人も多く、「おはよう。今日もがんばってね」というようなごく普通の会話を投げかけるケースが多いという。中には、本当の出会いがあるかもしれないが、なかなか本人に会えない場合は、要注意!

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