昨日ビックカメラで購入したDS 文学全集を見た。全集の中の読みたい本をいつでも手軽に読めるのがとても良い。難しい漢字には、ルビが振ってあり便利だが、できれば、意味のわかる辞書機能がついていればとても良い。パソコンの新潮の100冊とあまり変わらないので、新鮮味はないが、お手軽さがいいのかも知れない。以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の解説。
概要
森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、宮沢賢治、太宰治など明治以降の日本の著名文学者の作品をDSで読むソフト[1]。
青空文庫との提携により主に青空文庫所収作品[2]から短編、長編を含めて100タイトルが収録されている。
著作権の切れた作品を収録しているため、収録作品と同時期に発表されている著名作品であっても著作権が残存している著者(例えば谷崎潤一郎、川端康成など)の作品は収録されていない。
JIS漢字に含まれない旧字や外字も表示されているほか、山猫軒の看板(宮沢賢治『注文の多い料理店』)は簡易的なイラストで表示されている。
DS本体を横に持って読む、途中でしおりをはさんで中断することができる、という点は『DS電撃文庫』(メディアワークス)や『図書館DS』(ドラス)と同じだが、更に、タッチペンをスライドさせるだけでページをめくることができる、BGMを自由に設定できる、といった機能を持っている。
任天堂初の、CERO:教育・データベースソフトである。
[編集] Wi-Fi通信
読み終えた作品を10点満点で評価でき、ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続することによって、その結果をレビューランキングに送ることができる。また、他のユーザーの評価が高い作品を検索することもできる。さらに、Wi-Fi通信によって、新しい本をダウンロードすることも可能であり、約20冊本体に保存することができる。
[編集] あらすじ機能
読書時間がなかなかとれない人は、『あらすじ』でざっと読むことができる。『あらすじ』は100冊全てに用意されており、途中でじっくり読みたくなったら、本文に移動することも可能である。
なお、監修は『あらすじで読む日本の名著』を著した小川義男。
[編集] 収録作品
芥川龍之介著
羅生門
地獄変
奉教人の死
藪の中
トロツコ
河童
或阿呆の一生
有島武郎著
カインの末裔
生まれいずる悩み
或る女
泉鏡花著
外科室
高野聖
婦系図
夜叉ヶ池
伊藤左千夫著
野菊の墓
海野十三著
蠅男
東京要塞
押川春浪著
海底軍艦
岡本かの子著
老妓抄
岡本綺堂著
玉藻の前
尾崎紅葉著
金色夜叉
織田作之助著
夫婦善哉
折口信夫著
死者の書
葛西善蔵著
子をつれて
梶井基次郎著
檸檬
城のある町にて
菊池寛著
父帰る
恩讐の彼方に
藤十郎の恋
俊寛
九鬼周造著
「いき」の構造
楠山正雄著
牛若と弁慶
国木田独歩著
武蔵野
牛肉と馬鈴薯
倉田百三著
出家とその弟子
小泉早雲著
耳無芳一の話
幸田露伴著
五重塔
黒岩涙香著
無惨
小林多喜二著
蟹工船
坂口安吾著
堕落論
桜の森の満開の下
島崎藤村著
夜明け前
下村湖人著
次郎物語
鈴木三重吉著
古事記物語
高山樗牛著
瀧口入道
武田麟太郎著
日本三文オペラ
太宰治著
富嶽百景
走れメロス
斜陽
田中英光著
オリンポスの果実
田山花袋著
蒲団
近松秋江著
黒髪
狂乱
徳田秋声著
あらくれ
縮図
徳富蘆花著
不如帰
中島敦著
山月記
李陵
長塚節著
土
夏目漱石著
吾輩は猫である
坊っちゃん
草枕
三四郎
門
彼岸過迄
行人
こころ
明暗
新美南吉著
ごん狐
手袋を買いに
花のき村と盗人たち
正岡子規著
病牀六尺
宮沢賢治著
注文の多い料理店
オツベルと象
よだかの星
風の又三郎
銀河鉄道の夜
セロ弾きのゴーシュ
宮本百合子著
伸子
森鴎外著
ヰタ・セクスアリス
雁
阿部一族
山椒大夫
最後の一句
高瀬舟
夢野久作著
少女地獄
横光利一著
蠅
機械
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