2008年3月21日金曜日

【礼儀】                         

○ 信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である。(新渡戸稲造~武士道)                             

○ 礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。(キケロ)                                             

○ 礼儀がどんなに大切かあまり考えたことがなければ、ここでよく考えてみることだ。次の六つの心得を守れば、礼儀正しさの習慣を身に付けることができる。             

1、相手の話には熱心に耳を傾ける。退屈がったり、「わかっている」という顔を見せない。               

2、相手の話に口をはさまない。たとえ愚痴を聞かされても、言いたいことを言わせてやる。もし口をはさめば、自分の言葉は聞くに足らないのか、と取られる。          

3、初対面の人の名前はすぐ覚えて、できるだけ使う。    

4、もし相手の言い分が間違っていても、そっけなくやりこめるのはよくない。言いたいことがあれば、相手が話し終わってから、「私の意見はこれこれですが、もし間違っていたら、どうぞご指導下さい」と申し出る。            

5、自分の方が偉いといった態度を見せない。話し相手にしろ友人にしろ、相手を見下げた様子を見せれば、相手の反感を買うだけである。もしこちらが本当にすぐれていても、相手はそれを幸福のせいにして、決してこちらが偉いからだとは思わない。                       

6、自分の考えが間違っていれば、素直にあやまる。

(デール・カーネギー)

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