映画「ゴジラ」は、名プロデューサー、田中友幸によって生み出された。
田中は、インドネシア独立に寄与した元日本兵を主人公としたインドネシアとの合作映画を企画したが、インドネシアが日本と国交がなかったため、合作が不可能となり、中止せざるを得なかった。
そこで、代替企画として、「ゴジラ」を生み出すこととなる。
当時、アメリカ合衆国のビキニ環礁の核実験で日本の漁船、第五福竜丸が被爆するなど社会的な話題になっていたさ中、「ビキニ環礁で眠っていた恐竜が核実験で目覚め、異常発達する」という企画で、ゴジラが生まれた。
封切り当時は、マスメディアの取り上げ方も小さく、ある新聞には、「ゲテもの、映画界をまかり通る」と酷評された。
ところが、その映画は空前の大ヒット。後に世界中を席巻することとなった。
ゴジラのニックネームを持つ野球選手の松井秀喜もニューヨーク・ヤンキースで大活躍。
ゴジラは、日本が世界に誇る名優なのである。
(ぷーすけ)
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