2007年9月13日木曜日

 高校生の頃、自宅近くにある喫茶店のウェートレスに一目惚れしたことがある。つぶらな瞳で、ウィンクされると心臓が止まりそうになる。ある朝、私が駅から喫茶店を眺めていたら、彼女が思いっきり私に手を振っていた。私は、嬉しくなり、彼女に手を振り返し、喫茶店に近寄った。よく見ると、彼女は、私に手を振っていたのでなく、店の窓ガラスをぞうきんで拭いていたのであった。

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